TECH::CAMPが今後喫煙者を採用しないと発表してかなり話題になっています。
今後、喫煙者は一切採用しないことを決めました。オフィス等の喫煙場所は撤去。現在の喫煙者の禁煙外来費用は会社が負担します。法の範囲で個人の生き方は自由ですが、①健康②生産性③周囲への影響という観点で会社にとって良いことが何もありません。喫煙者不採用の会社が増えることを願っています。
— まこなり (@mako_yukinari) 2018年4月27日
喫煙者を採用しない事に決めた理由として
- 健康面へのリスク
- 生産性の低下
- 周囲への悪影響
などを挙げています。
これ肯定派も否定派もかなりの数がいてめちゃくちゃ話題になってるんですけど、企業からしたら別におかしな判断ではなくないですか?
生産性の低下
仕事中にちょっと休憩したりするのは怒られるのにタバコ休憩は許されるっていう話をよく聞きます。
前から思ってたんですけど、タバコ休憩している時間って企業からしたら損失にならないんでしょうか?
こんなデータがあります。
喫煙者一人当たり年間約31万円のロスになっている。
さらにカナダの研究では喫煙者を100人雇うと年間2300万のロスになるということが言われています。
やっぱりロスだったんですね。
タバコ吸う事でイライラが抑えられて生産性はアップするという意見もありますが、それはニコチンのせいで下がっていた集中力がタバコで一時的にマシになった程度のことの様な気がします。
周囲への悪影響
受動喫煙やら匂いやら色々ありますよね。
特に匂いは凄い人は本当に凄いです。笑
正直、今まで僕は吸う場所と匂いのケアをちゃんとしてくれれば全然タバコ吸ってくれて構わないと思っていたんですが、
タバコの煙が漏れない喫煙室を作ることは不可能です。その理由として、[1]退出する人の体の後ろにできる空気の渦に煙が巻き込まれること[2]ドアの開閉に伴い煙が押し出されること[3]吐く息に含まれるタバコの煙、などが挙げられます。
【職場の喫煙対策】禁煙促進で生産性アップ! - すぐ禁煙.jp(ファイザー)
喫煙所で吸っても、結果的に煙は外に漏れて受動喫煙の危険があるということです。
分煙すれば大丈夫って訳じゃないんですね。
周囲への影響を考えたら、今回の喫煙者は採用しないというのは当然のことの様に思います。
プライベートに口を出すなという意見
喫煙者を採用しないという会社の話が流れてきたが、勤務中ならいざしらずプライベートな時間も吸うなとかそんなの個人の自由だろ。勤務時間外の生活態度に口を挟もうとする企業はどうかしているのでは。
— ヤガーミ (@yagami_kazuhiko) 2018年4月30日
ツイッターを見てみると、社内ならまだしも人のプライベートにまで口を出すなという意見が結構ありました。
でもこれプライベートに口出してなくないですか?笑
すでに入社している喫煙者にもう吸うなって言うならわかりますが、今回は非喫煙者だけを採用する訳なので喫煙者はこの様な企業を受けなければいいだけです。
既に入社している喫煙者の方には
喫煙者を採用した後に、喫煙者不採用にするのは後出しジャンケンなので会社としては採用した責任を取る必要があります。
なので、「報酬に差を出すなど、強制的に喫煙を辞めさせるような強い圧力をかけないこと」「禁煙する意志がある人には会社としてサポートすること(禁煙外来費用を負担)」を決めました。
喫煙者を一切採用しないことにしました。 | 人生にサプライズを
この様な対応をとる様ですし、プライベートには何も口を出してないと思うんですが…。
喫煙者を採用しない企業は結構ある
この方がまとめていましたが、結構あるみたいです。
有名な企業の名前もあったのでびっくりしました。
今回喫煙者不採用の発表をしたまこなりさんのブログでも言われていましたが、喫煙者不採用の会社が増えていくというのは確かにと思います。
タバコは「百害あって一利なし」なんて言われていますが、その通りデメリットばかりなので年々喫煙者の数も減ってきているし、非喫煙者の立場からするとその方が安心です。
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